『コードギアス』関連オフィシャルブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS 『コードギアス』への道 シリーズ構成・大河内一楼編

<<   作成日時 : 2006/08/04 11:48   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 11 / トラックバック 0 / コメント 0

『コードギアス』のメインスタッフインタビュー。谷口悟朗監督に続いては、シリーズ構成・脚本の大河内一楼さんの登場です。毎週火曜、金曜日更新で、全6回の予定です。


<プロフィール>
大河内一楼
68年、宮城県生まれ。フリーライター、小説家で、現在はアニメーションのシリーズ構成・脚本をメインに活躍。主な作品に『∀ガンダム』『機動天使エンジェリックレイヤー』『あずまんが大王』『オーバーマン キングゲイナー』『プラネテス』 『魔法先生ネギま!』『ブレイブストーリー』など。

第1回 分岐点の大学5年



――子供のころのなりたい職業って何でしたか?

大河内 漠然と家業を継ぐんだと思ってましたね。あ、家は、レコード屋だったんですけど。今は、レコードって言わないのか(笑)。とにかく、それを。小学校低学年くらいの時は、藤子不二雄さんに憧れてマンガ家になりたいと言ってたみたいです。

――文章を書いたり、本を読んだりするのは好きなほうだったんですよね?

大河内 読書はそうですね。小学校の時なんか、本をいっぱい読んだ記憶はあるんです。けれど、特定の作家とかシリーズとかにこだわって読んでいたわけじゃなかったです。本が好きな友達と図書カードに記入する数を競うために読んでたりとか……あれ、本当に本好きだったかどうか、微妙な気がしてきたな(笑)。乱読していたのは確かですけれど。

――1980年前後のアニメブームの波をばっちりかぶった世代ですか?

大河内 アニメというものを強く意識したのは『機動戦士ガンダム』でした。番組を知ったのが放送開始後だったので途中から見始めて、はまって。で、初めてアニメ誌を買うんですよ。本屋さんに行って、一番文字がたくさんあって、ガンダムの記事が多そうなヤツ――『OUT』(※1)を買いました。その時は、まさか自分がアニメ制作に携わるようになるなんては思いもよりませんでしたけど。あと、中学・高校時代は、シミュレーションゲームをずいぶんやりましたね。コンシューマではなく、ボードゲームの。いわゆる電源不要ってジャンルです。第二次世界大戦のものだけでなく、『ガンダム』や『(聖戦士)ダンバイン』なども含めていろいろやっていました。

――大学時代はどう過ごしていたんですか?

大河内 東京の大学に合格して、上京したんです。で、せっかくだから、高校までの自分と違うことをやろうと思って。高校デビューならぬ、大学デビューですね(笑)。今までやったことのなかった色んなサークルに掛け持ちで入りました。でも、全体的に広く浅くで、一つもモノにはなりませんでしたけど。そうそう、自転車で一人旅とかもしましたよ。自分探しってわけじゃないんですが、青春っぽいですね(笑)。大学時代は、特別なことはなくて、普通の大学生でしたね。この時期にはアニメも全然見ていなくて。本は相変わらず読んでましたけど、とくにジャンルを絞った読み方はしていなかったです。

――卒業して、次は就職活動ですね。

 親としては、大学生活を4年間楽しんで、その後、親元から離れたところで社会人経験を積んでから、家業を継がせようと思ってたようです。特に疑問もなく、僕も継ぐつもりでした。卒業したら、某テレビ局に就職する予定だったんですが留年してしまって、なかったことに(苦笑)。で、大学5年生になるんですけど、出なければいけない授業もほとんどなくて、時間があるのでバイトでもしようと思って。それで、富士見書房でアルバイトを始めたんです。

――アルバイトって、求人情報に応募したんですか?

大河内 いや、「ドラゴンマガジン」に『ファンタジア長編小説大賞』の募集要項が載っていたんです。故郷に戻ってもいいとは思っていたんですが、それだけではつまらなさそうだったので、家業をやりながらできること――小説でも書こうかなーと。甘いですよね。そんなんで小説家になろうなんて(笑)。東京と繋がってたかったとか、自己顕示欲とか色々都合のいいことを考えてました。
 その募集要項の傍に、アルバイトの募集があって、それで。
 富士見書房のバイトは、留年してる1年間だけのつもりだったんですけど、やってみたら面白かったんですよ、雑誌の編集って。富士見書房にはファンタジア文庫班とかゲーム班とかいろいろとジャンルがあったんですが、僕が入ったのは「ドラゴンマガジン」班でした。雑誌なので小説だけじゃなく、マンガ、ゲーム、記事、読者ページなど色々なものを経験させてもらいました。
 結局、それが楽しくて、就職活動もしないで、そのまま富士見書房に残ってしまった。実家の方には、テレビ局じゃないけれど、出版もマスコミ関係だから、と説得して。それでも3年くらい楽しんだら帰るつもりだったんですよ。ところが働くうちに仕事が面白くなって、なし崩し的に帰らないことになってしまったんです。

※1『OUT』
みのり書房発行のアニメ誌。パロディ記事や評論など硬軟取り混ぜた内容に人気があった。

(第2回に続く)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 11
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい
『コードギアス』への道 シリーズ構成・大河内一楼編 『コードギアス』関連オフィシャルブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる